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V-Cubesが届いた。うひゃー、なんだかこわれそうでおもいっきり回せない。まあいいや、この大きさでのスピードキュービングはやらないだろうから。
6x6x6の大きさは普通の3x3x3の2割増くらい。7x7x7はそれよりちょっと大きいくらい。7x7x7の方はまん中がふくらんで丸っこいんだけど、これは立方体のままでは45度回したときに角部分が元の立方体の外に飛びだしてしまうのを解決するため。頭いい上にカワイイ感じ。
前にここで紹介してから5年半。そのときのリンクはみんな切れちゃったかな。ちなみにはみ出しちゃう問題は、組木ではなく丸っこくする/非均等に分割する、で解決したようだ。V-CubesのサイトにはFrank Morrisによるデモ演技のビデオもある。
おいら的には速度は追求しないので、角→辺→インナーの順で、コミュテーターだけで解くかな。速度気にしないといいつつ時間測るかもだけど。きっとスタックマットでは測れないに違いないw
ふと気づいたけど、これって公式競技にするのかな。7x7x7とかスクランブラが死ねる。何手回さないといけないんだ!?
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ルービックキューブの大会で6x6x6、7x7x7競技をやるとすると、スクランブラが大変だ。そんなわけであきもとさんのヘルパをWCA公式スクランブラの上に実装してみた。
V-Cube scrambler alpha
7x7x7だとlengthは100くらいないとちゃんと混ざらん。
1ステップごとにUF面、5ステップごとに全体を表示するようにした。
しかしだ、全体図を見て「失敗した!」と思ったときはたいていもう遅い。
1ステップごとに確実にU面F面を確認しないとダメ。
Dを回すつもりでFを回していたりとかがよくある。
R2だとR2なのかR2なのかわかりにくいので、層数は必ず表示するように改造。R12は1層の180度回し、R2は2層の90度回しとなって、コピペしてもなんとか解読可能。いまはまだ8x8x8以上が出ていないのをいいことに、2層回しはw、3層回しをtで表示してもいいかもしれないなあ。
対話的に画面を見ながら回し、失敗したと思ったらキューブ状態を入力して直す手順を計算してくれるような、ソルバつきスクランブラを作ってみたらいいかも。探索するよりも、「各ステップから間違えたとして3手先までの状態は知っている」スクランブラの方が作りやすそうだが、実用上3手で足りるかどうかは正直疑問。「キューブの現状」を入力するインタフェースも大変そう。
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昨日のスクランブラ、やはり1手ごとの確認が重要ということがわかった。
ということで、確認しやすくするために、変わった部分を強調表示する工夫を追加。
https://unyun.mad-p.jp/mad-p/cube/scr2.htm ← 動いた部分にドット
https://unyun.mad-p.jp/mad-p/cube/scr3.htm ← 動いた部分をハッチング
https://unyun.mad-p.jp/mad-p/cube/scr4.htm ← 動いてない部分をハッチング
個人的にはscr4が好みかな? でも実際回してみるとscr2の方がわかりやすかったりもする。
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図の途中で改ページしないように制御したいのだが、IE6-7やFx2-3ではCSSのpage-break-inside: avoid
に対応していない。残念。