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以前の話題の続報。前のエントリはこことここ。
Kociembaの指摘を受け、Kunkleは計算をやり直した。その結果、調べもれた可能性の中に15手を必要とするものが実際に見つかって、26f以内という原論文の証明が誤りだったことがあらためて確認されたそうだ。
Kunkleは論文の後半に述べられていた別の総当たりアルゴリズムを使って計算を続け、カンファレンス当日までにはルービックキューブ解の上限が26手(FTM)であることを証明できた。この成果は7月29日に発表された。プロシーディングスには修正版の論文が掲載されるとのことだ。
ここにも紹介記事あり。