Mad-P音ゲー日記 2002年10月中旬

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★ 2002/10/11 DM7th

■ 昨日は南行徳で2DM7。
 DM: CHOCOLATE(S) → Russian Roulette(S) → cachaca/B(C)
 DMN: J-POP/B(S)[Full]
cachaca難しい。perfectが取れないよ。 ノンストップJ-POPはフルコンボ。IRでなければBasicではやらないよな。

★ 2002/10/15 DM7th/GF8th/ビリヤード/鳳爪/F1

■ 金曜日は閉店まぎわの南行徳BINGOで1DM7。
 DMN: To the Goodbye(S)
これで一応第1次IR対象曲は全部やった。

■ 日曜日は散髪の帰りに妙典SATYで1DM5。
 DM5B: Depend Long/E(S)

■ 昨日は行徳Balzamへ行ってみた。
 DMB: Suzy/E(×)
 DM: Home Girl/E(A) → jetcoaster(S) → Sunflower(S) → Cowgirl(A)
 GF: CHOCOLATE(S)[Full] → Home Girl/A(S) → Homesick(S) → BRE∀K(S) → 三毛猫ロック(D)[Lit]
 GF: 美麗的家郷(S) → 桃色片想い/A(B) → Sweet Feline(S) → スイマーズ(C)
パチンコ屋ビルの3Fなんで煙もうもうという先入観があって、 足が遠のいていたのだが、行ってみたらば禁煙のお店でしたよ。 ギタドラは100円でstandard4曲設定。 ドラムスティックが初期型ワイヤーつきなのでマイスティック重要かも。
 今日の選曲はとてもミーハー。ギター三毛猫はLittleを入れてなんとかクリア。

■ 行徳のNo. 9というビリヤード場、 オープン時から気になってはいたのだが機会がなくて行ってなかった。 エレダーツがないかと思って偵察に行ったら、 なかなか本格的なビリヤード場だった(でもプールが8台のみでキャロムはなかった)。 オープンからもう4年経ったとかで、そうか、そんなになるかいと思った。 ハウスキューはカウンター横に保管されていて丁寧に手入れされてる。 値段はゲーセンのビリヤードコーナーなんかと比べるとちとお高いが、 それだけの価値がありそう。 本格的だったので逆に、エレダーツなんかは置かなさそうな感じ。

■ 行徳の中華料理屋へ。点心で鳳爪(鶏足先の醤油蒸し)とかみつけて頼む。うまうま。 うちの子も鳳爪が気に入ったらしい。 蒸してあるんで、やわらかいからかな。 子供の食い残しをあてにしていたヨメが肩すかしを喰らっていた。 10月末まで全品半額セールとかでめちゃ安かった。

■ 朝コンビニでなんか大きいフリスクを見かけて購入。 うは、ガムだった。ガムとしてはなかなかよい感じ。

■ そういえばF1最終戦@鈴鹿、琢磨くん入賞おめでたう。

★ 2002/10/16 DM7th/ポップン8/冷房故障/実話銀行/tcsh/バリ3

■ 昨日は行徳Balzamで2DM7、1ポップン、1マンボ。
 DM: To The IST(B) → Through Rain/E(A) → Ultimate/E(A) → Concertino In Blue/B(C)
 DMB: Heaven Inside(S) → ツミナガラ/B(A)[AK]
初めてマイスティック使用。なんか打った後の戻りが「かたい」感じがするが、 パッドのせいなのかスティックのせいなのかは不明。 スネアの手前のゴムが切れていて金属フレームが見えてるのが 気になっていたが、やはり何度かスティックが当たってガチガチ言ってしまった。 ポップンはフレッシュH○、R&B H×。 マンボは1ゲーム30円4曲設定だったんだけど、 30円ていう価格設定を見たの久しぶりだよ。
 やはり禁煙のゲーセンは快適じゃのう。 閉店が23時で、もう少しいたい気もするが、 早く帰宅できると思えばよいか。

■ 今朝はいつもより1つ遅い電車で出勤。 この電車はなひさんげのさんのデフォルトらしい(汗)。 最近お見かけしても声かけなくてすみません。 こいつに乗るときはたいがい朝すっきり起きれてなくて、 睡眠時間補給が必要なので。
 そんで今日は「1輌目の冷房が故障で暑くてごめん」みたいな車内アナウンスが。 弱冷房車に乗っていたので影響ないかな、と期待したが、とても寒い。 マシンルーム並の寒さ。寝るどころじゃない、こごえますよ。 1輌目の冷房故障のせいで他の車輌で強くしてるのか、 冷房の制御そのものが逝っちゃってるのか、どっちだろう。 切るなら弱冷房車の冷房を切れ!
 これだからJRの車輌はいやなんだ。 8時台に出る電車のうち、この電車だけがJRのやつなんだ。 JRのがいやだから10分早起きして1本前のに乗ってるんだ。 早起きに失敗すると(JRの車輌に乗って)イヤな思いをするという、 泣きっつらにみなしごハッチ蜂。

■ 昨夜の話、なんとなくTVをながめてて、「日本ジツワ銀行」のCMにアッセー。 「一番笑える実話はなんですか?」だと。

tcshのヒストリで失敗しないために。 おいらはC-n/C-pをhistory-search-forward/backwardにしてます。 r C-pでrloginになんなければもう1回C-p (指ぐせでr C-p RETと打ちそうになってrmが出てびびることはあります)。 !$:rとか使うときは:pつけて確認したりしますけど。 最近はC-x $とか使っちゃうかな……と思ったら、C-x $はmodifierに対応してないことを発見してしまった。

■ JRの空調のひみつ(笑)。なるほど、そうだったのカー。 南北線で通勤していると、運転手さんが空調制御画面を出してるのを目撃することがある。 この画面って、車輌別の現在の気温、設定温度、時間あたり発熱量なんかが表示されてるのね。 これ見ると間接的に車輌別の乗客人数がわかったりするよなーなんて思っていた (質重計測するデバイスよりは安そう)。 これってやっぱり最近技術だったのね。 大江戸線の方が新しいから、もっと進んでいるかも??
 ところで、「4輌目が弱冷房車」っていうのも、何かしらの制御をしてるわけじゃなくて、 「床下に抵抗器がある」ので結果として冷房の効きが弱い、とかそういう理由なのかしらん (単に夏場ドアが開くとむうっと暑いという観察事実だけからの推論)。

ここからたどって 「ばりさん」。 かなり前(2〜3年前?)に「アッコにおまかせ」で、 女子高生用語クイズに出題されていました。 うっかりすると現代用語の基礎知識にも掲載されているのでわ?

★ 2002/10/17 DM7th/ポップン8/東西線のJR車輌

■ 昨日は南行徳で2DM7、1ポップン。
 DM: Home Girl/E(S) → CHOCOLATE(A) → BRE∀K(S) → 三毛猫ロック/B(A)
 DMB: Suzy(S) → ツミナガラ/B(C)[AK]
今日もマイスティックで。昨日感じた「かたさ」はなかった。 ツミナガラはSpeedを4xにしたら目がついていかないという失敗。 ポップンではまっさらHをクリア。

■ 東西線のJR車輌について 方面から情報が。なるほど、そういうことだったんですね。 10分早起きして20分の車内睡眠を期待できるなら、 がんばってJR車輌回避のために努力しますかねー。

■ ほー、応荷重装置なるものがあるんですね。 制動を安定にするために必要ってのに思い当たりませんでした。 弱冷房車と抵抗器の関係はむしろおいらの邪推とかネタの類かと(汗)。 やはり詳しい人の話は面白いな。ありがとうございます。

★ 2002/10/18 特許戦略?

まほぱぱさんとこからこことかここへ。 まほぱぱさんの日記見てて、この馬場とかゆーひと、 どんなにかドキュンなことを言ってるのかと思って行くと……、 結構まともなこと書いてあるんぢゃないですかね?
 単に「島津は特許戦略の基本がわからずチャンスを逃した」以上のことは言ってない気が。 今必要なのは「神のような先見性」ではなく、 神なくしてもちゃんとやっていけるための「特許戦略」だ、という話でしょう。

結果論だったのは、 「85年当時と言えば、ゲノム解読はまだ遠い先と思われていたし、 生命科学が今日ほど進展するとは誰も予想していなかった」から 「この予想ができなくても島津はせめられないよなー」ってことの方じゃないでしょうか。 問題なのは「研究や特許の重要性を認識しようとする仕組み」が当時なかった点でしょう。 数撃たずにあたりそうなのを狙うために、特許庁が「♪作りましょ〜、作りましょ〜、 特許マップを作りましょ〜」とやってるわけです。 そんでそういう情報を使って「戦略的に」出願しましょ〜ねと言って回ってると。
 そういう主張が前々から用意されてて、今回の田中さんのノーベル賞の件は、 「失敗した(かもしれない)例」としてちょうどよかったんで引き合いに出されたんじゃないかな。 「もし島津が明確な特許戦略を持っていたら、 自社製品に必要な周辺技術を集めて出願しておくくらいはできたはずだ。 まあ、当時は誰にも今ほどの重要性を持つとはわからなかっただろうけど」と理解すれば、 別に矛盾ではないですよ。 「生命科学が今日ほど進展する」ことまでの予想能力がなくても、 「自社の将来にとって重要か」だけでも判断できればいいわけですから。

★ 2002/10/19 理想と現実/特許戦略と企業戦略/世界一

■ 「10年後。20年後、莫大な富を生む技術となる特許をピックアップ」などという神技を必要としないのが「特許戦略」なんですが。 特許戦略を持たない人が神技を必要とするんです。 全部出願はできないし、莫大な富を将来生むものを少数選ぶのは神技。 「ここらへんがよさそう」というあたりに「いくつか布石」する。 いけそうだと思ったらさらにまわりを固める。 なんか碁みたいな話になってきたけど、 そういうのを場あたりとか、達人のカンとか神技に頼ってやるのではなく、 ちゃんと分析と計画によってやりましょうというのが特許戦略です。
 特許戦略なんて別に机上の理論でもないし、 普通のサラリーマン研究者のありきたりな現実なんですけど。 おいらみたいな下っ端にとっては、調査がたくさん回ってきてめんどい作業です。 派手な特効薬なんかじゃなくて、地味な活動です。 田中さんだったら、やりたくない、その時間で研究させろとか言ってそう。

■ 今回のは、 特許戦略の下、地道な活動をしていないと、 10年後20年後に花開く種を見逃すよ、 島津は見逃しちゃったねえ、って話です。 種がたくさんあって、全部を植えられなくても、 何か基準(水にうかべるとか形を見るとか)を作って選びましょうって話。 島津の場合をこの例えで語るとすると(馬場さんの調査が本当なら)、 種を選ぶ基準(特許戦略)もなければ、 種を畑に植える(出願して審査請求する)という習慣もなく、 種を裏山に捨ててたって感じでしょ。 放っといた種がひとりで育って大木になったところを、 ノーなんとか委員会とかいう人達が見つけてほめてくれたわけですね。 ←製品化するには特許出願以外にも多大な努力が必要なんで、これは正直言いすぎ(笑)。

■ んでこの馬場さんは「もし島津が特許戦略を持って運用する 会社だったら、さらに大もうけしてただろう」と言ってます。 一流の特許戦略を持ってたってそんなにうまくいくかいなとは思いますけどね。 田中さんみたいな性格の人を使って特許を戦略的に出願するには、 知財部の人がしじゅう回りをぷんぷん回ってないといけないし。 研究したいから昇進したくないなどとほざいてる人が、 実はノーベル賞を取るような人材だなどと判断する方が (人事の面で言って)神技ってもんです。
 馬場さんの記事を好意的に解釈すると、 「ちゃんと特許戦略を持ってる上で、 さらに運が良ければこんな感じにまでなってたかもしれない」となるかな。 この「運が良ければ」の部分の確率が1/100なのか1/1000なのか言わずに、 あたかも特許戦略さえ持っていれば確率1で必ず成功したはずなのに、 みたいな言い方になってるあたりが、 現実味のないことをあたかもできるように言っているように思える原因かな。 「特許戦略がなければその1/100か1/1000は0になっちゃうよ」という 語り方をすればうさんくささが減ったと思うけど。
 まあ何にしても、主題である特許戦略の重要性が伝わらず、 「変なジャーナリストが、 田中さんの研究の背景も知らずバカなことホザいてやがる。(--)メ」って評価を もらっちゃうってことは、記事として上手に書けていないということでしょう。

■ なるほど、田中さん自身の特許だけ見るとお粗末な特許戦略に見えるが、企業戦略として見なければならないということですね。 馬場さんの記事の情報だけから島津についてあれ これ言ってる部分は、 自分で裏を取らずに書いたので失礼でした。おわびします。
 まほぱぱさんのツッコミは「神のような先見性を持てと言うか!?」ではなくて、 「島津はちゃんと特許戦略も持って先見性を発揮できていますが何か?」ということなわけですね。 技術的背景やストーリーを教えていただいてようやくわかりました。

■ そんで馬場さんの 言い訳文章(笑)の方は、 「ノーベル賞ものの技術だったんなら、シェア1位でなくて3位なのはなぜ? 特許取りまくる方法だったら1位だったんでないの?」ってことを言ってるのではないですかね。 私もシェア3位と聞いて「なんで1位じゃないの?」と素朴な疑問として思いました。 いや、こっちの方もよく調べればきっと、 「いろいろと事情がある中、3位になったことはほめられこそすれ、 1位でないと責められるいわれはない」ということなのかもしれません。 でも「シェアが1位でないという事実だけで、 結果論として失敗だったと言うに十分」とも言えるわけです。 私はそうは思ってないですよ……と書きかけたけど、 そう思ってる人が目の前に出現したら賛成すると思うので消した(汗)。 いや、この後1位になるのかもしれませんし、 馬場さんの記事からそこまでの「1位へのこだわり」は読み取れないですが。

■ 馬場さんの2つの記事だけ読むと、 「ああ島津は特許戦略で失敗したんだな」で終ってしまうんで、 まほぱぱさんの指摘があって勉強になりました。

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