Mad-P音ゲー日記 2002年03月下旬

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★ 2002/03/22 子猫ライブ/ローカルパッケージ/Visual Pinball TB6

■ 昨日は2〜3年に1回しかない「法定休日なのに出勤日」だったのだが、起動できず1回休み。 会社に連絡するために10:00、13:00と2回起きて、14:00ごろ寝て、次に起きたら20:00だった(爆)。

■ TVチャンピオンの大食いを見てしまう。 東京代表のねーちゃんがニコニコしながら「おかわりください♥」と言ってるのが印象的だった。 今までの大食いにないタイプだ。 優勝したのは見るからに天然なコの方だったので残念。

■ 子猫ライブ(どらにせさん)はものすごいヒット数なんだろうな。 MozillaのReferer送りつけ機能(事実誤認)で多方面にご紹介してしまったかも。

■ 自作Perlパッケージを、そのdependencyともども簡単にインストールしようと思った。 PPMだと、ローカルに.ppdとtar.gzを置いてset repすればOK。 しかしPPMはSOAP-Liteのアップグレードができない。
 CPANの方は、ミラーすることはできるがunionはできない。 論理的にはひとつのリポジトリを複数のミラー経由でアクセスするのみ

Visual Pinball TechBeta6が出た。 週末はピンボールテーブル作りかのう。 いや、部屋の掃除とかしないとヨメにはりたおされるな。

★ 2002/03/25 斑鳩/DM6th/しまうま/SpeedCubing/Apache+SSL/スレッド/花見/子供の発話

■ 金曜日は南行徳で8斑鳩、5DM。 斑鳩はchainを取りに行って爆死するケースが多く、3面ボスには会えず。 点数は420万点くらい出るようになったんだけど、chainはブツ切れって感じ。
 DMN: Pops/B(S)
 DMB: ポプリ(S) → One Phrase Blues(A)
 DM: Look Back/E(S) → ジョニー/E(S) → Double Trouble(C)
 DM: jetcoaster/E(C) → Smile For You(S) → Rockin Paradise(A)
 DM: にんぢん/E(S) → O JIYA(S) → みかん(×)[Stick]
DMは特に進捗なし。Ext. ジョニーでSが取れたくらいかな。 みかん、あと2小節のところでスティックを落としてfail。ぐはあ。

■ 仮面ライダー龍騎でシマウマ怪人を退治したところで、 ヨメと「しまうまって食べたらおいしいのかなあ」などと言っていたら、 続くどれみで開幕いきなり
 はなちゃん:「しまうまたべたーい!
ぶわははは!! おいらの気持ちを代弁してくれてありがとう!!

■ 昨日はSpeedCubingサンデーコンテストの時間が取れなかったので、 昼休みに2つともやった。
  Y! Club: 36.06, 32.02, 27.93, 37.43, (POP), (43.25), 34.79, 29.61, 32.85, 39.26, (27.00), 40.18, 31.96; avg = 34.21
  第12回選手権: (52.22), 31.16, 34.36, 38.72, 29.46, 28.98, 31.99, (28.70), 31.16, 30.30, 29.24, 34.04; avg = 31.94
数字だけ見ると先週と大差ないように見えるかもしれないけど、内容的にはボロボロ。 F2Lは遅くないのにOLLとかPLLで間違えることが多い。 1組12回のうち4〜5回はキューブが外れてるし(speed cubing用語で「popする」と言う)。 ちゃんとウォームアップしてからやらないとダメかのう。

■ Visual Pinball TB6はインストールして、数分試しただけ。 dead flipper trapができるように修正されていたが、 修正方法があまりにad hocでちょっと萎え。

■ 今日のメモ。
Apache + SSL on Win32 Howto

■ 4歳。もうすぐ入園。マウスでクリックすることを覚えた。 スクロールバーをドラッグすることを覚えた。そして一言。
 たく:「ハリケンジャーのスレッドが見たいんだけど」
どひー。親爆死。本人はwebページ一般のことをスレッドと呼ぶと思ってるらしい。 おにぎりわっしょいとかチビギコとか見せすぎだ。

■ 金曜日、定年になった人の送別会。 その帰り、上司が何気なく言った: 「前田くん、来週が勝負だから週末風邪ひかないでね」。 その一言が頭から離れず、昨日は花見中止。 結構寒かったみたいで、出かけなくて正解だったかな。 来週はもう花がないだろうが、まあいい。 あばれる子供を1人でおさえ切れないため、 おいらが行かないとヨメも巻きぞえで花見中止なのが気の毒だったか。
 そういえば、入社してしばらくは4月末まで会津若松に出張という年が数年続いた。 「東京の桜が終って会津の桜が始まらない」という絶妙の時期に東京に戻る → 花見不可能。わはは。

子供がしゃべりはじめるときの文法って、面白いですよね。 うちでも記録してみたことがあります(1歳11か月時点)。 言語学屋さんから見るとちゃんとした文法規則になってないと思いますが、まあ大目に(^^;。 語彙にキャラクター名が多いのが印象的でした。
 3歳半くらいのとき、一般名詞としての「おとうさん」「おかあさん」が理解でき、 「たくのおかあさんは『ままぽん』」などと言えるようになってます。 4歳になってから(ここ1か月以内)では、一人称が「たく」から「ぼく」になる場合が増えてきました。 例:「ぼくが作ったんだよ」。

★ 2002/03/26 ビール酵母ヨーグルト/生活安全/RMAIL → Wanderlust

■ 朝食に、「ビール酵母ヨーグルト」なるものを試してみた。 プレーンヨーグルト200g+ビール酵母(粉末)20g。 うっ、激マズ!!。 いちごジャム(自家製)を入れてなんとか。 うがー、気持ち悪い〜。

■ 古いニュースですまん。 他都道府県に先がけてハイテク犯罪対策室を設置した大阪府警。 そして、その結果

■ MUAをWanderlustに変えてから、かれこれひと月。 2週間以上古いメッセージはtar.gzに固める設定にしている。 du -s Mail .elmoで調べると、約30Mバイト。 RMAIL+gzipでやっていたときは月2Mバイトくらいだったから、 メールに使う容量が1桁上がった計算だ。
 まあ、ディスク容量の方は3桁上がっているから問題ないか (共用サーバ上のquota 20M → 自分専用の20G、ただしOSも含む)。 ってか、昔のquotaだったら.elmoだけであふれてるじゃん!

★ 2002/03/27 Texture/斑鳩/DM6th/バッドノウハウ: nmake -C, net stop service; strncpy

■ そのレベルの日本語の技術書が少ないのは、 読者がいないからでしょう。なぜならみんな洋書を読んでしまうから。 学部の教科書レベルなら日本語の本はたくさん出てるんじゃないでしょうか。 もう一つ考えられる理由は、著者がいないから。 本書いてる時間があったら研究を進めたいものと思われる。 大学院の先生が、授業の講義録をまとめて出してくれるくらいしか期待できない? あとは、CGは進歩が早くて、本を書いてる間にどんどん内容が古くなるという事情もあるかも。

■ その話からたどってPTMの論文、 参考文献リストの方が面白かったり。Blinn78とかPhong75は入っているのね。 おいらのCGの知識はHall89まで。それ以降は趣味としても追っかけてません。 いや、CGを趣味でなく本業にしたことはついぞなかった気がする (単位を取る、というのは本業にカウントしていいものだろうか?)。 学生のころ、solid texturingの論文読んだときは目ウロコの思いがして、 当時作ってたソフトにすぐ入れてみてきゃいきゃい喜んでたのを覚えてます (Peachy, D. "Solid Texturing of Complex Surfaces", CG(SIGGRAPH '85), Vol. 19, No.3, pp.279-286. がそれじゃないかと思うが、自信がない……)。

■ 趣味のために学術論文読むなんて、十数年間もやっていないような気がする。 いや、仕事のためにだってしてないし(自爆)。ってか論文書け < ヲレ。

■ 昨日は南行徳で2斑鳩、2DM。 斑鳩はキャラ回しが出るようになって死ぬ。 2面テロップ後の輪っか隊、1つ目の白は撃破できるんだけど、その後が死にやすい。 テロップ直後の白黒フォークダンス隊で時間調整するというヌルい解決はアリだろうか。
 DM: My First Kiss(S) → Destiny(C) → みかん(A)
 DMB: ポプリ(S) → One Phrase Blues(A)
DMの方は成績がいまいち。

■ 今日のバッドノウハウ
 ActivePerlでperl Makefile.PLすると、できあがるMakefileはnmake.exe用になる。 Perlパッケージの作成を他のMakefile(例えば親ディレクトリ)から実行しようとしても、 nmakeにはGNU makeの-Cオプションの機能(cdしてから実行)がない。 Makefile.PLにGNU make用のMakefileを作らせると、他の人にあげたとき困る。 そこで、Perl回りだけnmakeにすることを考えた。 ところが、CygwinのGNU makeからnmakeを呼ぶと「NMAKE : fatal error U1065: invalid option '-'」というエラーになってしまう。 この件は原因と解決方法を発見。
 解決。mymake.batというのを作成して、nmakeの代わりにGNU makeの中で使う。


@rem = '--*-cperl-*--
@echo off
if "%OS%" == "Windows_NT" goto WinNT
perl -x -S "%0" %1 %2 %3 %4 %5 %6 %7 %8 %9
goto endofperl
:WinNT
perl -x -S %0 %*
if NOT "%COMSPEC%" == "%SystemRoot%\system32\cmd.exe" goto endofperl
if %errorlevel% == 9009 echo You do not have Perl in your PATH.
if errorlevel 1 goto script_failed_so_exit_with_non_zero_val 2>nul
goto endofperl
@rem ';
#!perl
#line 15

use Cwd;
$cwd = cwd;
if ($ARGV[0] eq '-C') {
    chdir $ARGV[1];
    shift;shift;
}
$ENV{MAKEFLAGS} =~ s/--unix//;
system("nmake -nologo @ARGV");
chdir $cwd;
__END__
:endofperl

■ 今日のバッドノウハウ、その2。
 Win32で「制御不能」になってしまったサービスは、 タスクマネージャから右クリック → 「デバッグ」してデバッガをattachし、 そのデバッガを終了することで、停止できる。

■ これはシステムのノウハウになるのかな。
 strncpyで、n文字コピーしてしまったら'\0'を書かない(絶対にはみ出さない代わりに、終端を書かない場合がある)というのは知っていた。 でも、n文字に足りなかったら、残りを全部'\0'で埋めるとは知らなかった (1個だけ'\0'を置くと思っていた)。

★ 2002/03/28 ビール酵母2/くちばしマスク/Win32::OLE

■ 今日の朝食。いちごヨーグルト150g+ビール酵母10g。 む、これならなんとか食える。 うー、でも粉っぽい。まずいけど激マズという程ではなくなった。 元のいちご味ヨーグルトよりおいしくはならないね。仕方ないけど。

写真:マスク 昨日は雨のち強風。こういうときは花粉がたくさん飛ぶ。 そこで、同僚が常用しているすごいマスクをして出勤。 「それっていいですか」と聞いたら「じゃあ少しめぐんであげよう」てなわけでもらったもの。 見た通り、あひるさんのくちばしみたいな格好だ。 とんがっているので、くちびるとマスクは触れない(リップクリームつけても平気)。 マスク自体はかなりごついんだけど、 表面積もある分、安いマスクより呼吸は楽。 欠点は、見た目が悪い(郵便局に入ろうとしたら「外してくれ」と言われたらしい(笑))ことと、 頭の後ろ側に回ってるゴムのストラップがきつくて耳回りが痛くなること、かな。 通版で買えるらしい。1コ100円か200円くらいとのこと。
 実はおいらは、こいつを常用する程には花粉症がひどくない。 いつも使ってるマスクは去年生協で買ったやつだったんだが、ちょうど在庫切れ。 ヨメが輸入元に電話して小売を紹介してもらい、発注済。

■ 今日のバッドノウハウ。 ActivePerlのWin32::OLEでは、返ってきたhrがFAILED(hr)でない場合は、 一律成功であるとして、Win32::OLE->LastErrorに設定してくれない。 メソッドが「成功したけど、〜だよ」と言った場合、 「けど、〜」の部分は欠落してしまう。

★ 2002/03/31 日本語の技術書/横のつながり/職人が支える日本/リノックス/斑鳩

■ いや、わたしの言いたいのは、「日本語圏は教育程度も比較的高」いため、 必要な情報が英語で書かれていれば、技術者はみんな英語で読んでしまう。 だから日本語で本を書いても、その本の読者となる人は英語で別の本を読んでしまっていて、情報は持っている。 つまり、「そのレベルの」「日本語の」「技術書を」「必要とする」読者は、少ない。 ってな意味での「読者がいない=市場として成立しない」です。 入門レベルの日本語の技術書を必要とする読者は多いでしょうし、 そういう本はかなり出てると思います。
 ↑わざと偏って書いてます。正直、実際はそんなでもないと思いますが。

■ 人のつながり的に言うと、BSDな人達の人脈はものすごい価値があるような気がします。 BSDマガジンの記事なんか、どれもこれも参考になる。 おいらみたいに日ごろLinuxしかさわってないやつにも、です。 雑誌というメディアなので、知識を体系的に記述するには向いていないでしょうけど。

■ 横断的っていうと私は、人のつながりよりもサーベイの方が気になるかな。 例えばKnuthのThe Art of Computer Programmingシリーズがありますが、 よく知ってる人に言わせると、Knuthの貢献は、いろんな人の論文やら本やらから知識をかき集め、 体系的にまとめてあることであって、彼自分が考え出したものは大したことないそうです(MIXとか!)。
 Perlにしても、新しいことを考え出すのはDamian Conwayだし、 コードを書くのはSimon Cozensだったり、 コードのメンテはGurusamy Sarathyだったりで、 Larry Wallの仕事は、そいつらの成果をうまくとりまとめることだったりする。 こっちはサーベイってより取捨選択とかdirectionという方が適切かもなあ。

■ そんでわたし的には、今の日本に必要なのは、 技術屋さん達の中で英語が得意でない人達に、 安く効果的に英語を学んでもらえる方法ではないかと思うです。
 おいらはバトルテックで遊ぶ、バトルテックのmailing-listに入る、 バトルテックやりにアメリカに行く、 というような方法で英語力がかなり上がりました(TOEICが200点くらい上がった)。 ちっとも安くはないですが。Novaとかに行くより高いぞ(わら)。

■ 日本の技術者って、根が職人なんだよね、きっと。 「誰でも学べる、体系化された教材を作るのが師匠の仕事だ」ではなく、 「技術は教わるのではなく盗むものだ」という世界。 情報やノウハウは教えないことに価値がある世界。 形式知より暗黙知が重んじられる世界。 バッドノウハウをたくさん持ってる(そして新たに身につけられる)ことが強みになる世界。
 「プロジェクトX」なんかが受けるのも根底にそれがあると思うな。 「この人がいなければできなかった」 「同じようなことは二度とできない」っていう感動。 それって企業のリスクマネジメントとかから考えたらダメダメじゃん。 だから本流から切り離されたところで弾圧(またはシカト)されながらやるわけだ。
 長らくそういう職人気質中心でやってきた日本人だから、 ナレッジマネジメントの導入とか言っても進まないのかなあ。 聞かされる「KMの成功事例」って、外資系ばっかりだし。

■ 金曜日、東西線終電の車内でルービックキューブやってたら、 声の大きいヨッパライ2人組が「なんで今どきルービックキューブやってんだ」 「ビルゲイツじゃないの」 「OSとか作ってそうだよね、リノックス、リノックス」 「聞こえてんのに無視かよ」 とか言ってやがった。 隣に座ってたり、目の前に立ってたりして直接聞いてくれれば答えてあげたのにねえ。 それにしても「リノックス」はないだろ〜。

■ 土曜日も出勤。飯田橋の駅内スタバに行ってみた。 張りきってるおねーちゃんと、もっと張りきってるおねーちゃんがいた。 トリプルトールラテ査収。 コンディメントバーに行ったら蜂蜜がない。 うむー、何かシロップ入れてもらえばよかった。

■ 帰りは久しぶりでゲーセンが開いてる時間に南行徳まで到達。 2斑鳩。2回とも3面ボスまで2機残りで行ってクリアできず。

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