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昨日はSATYで3DM。
DMN: Technical/A(×)
DM: Bobby Sue(B) → Midnight Sun(B) → 正論(C)
DMB: High/E(B)
Adv. Technicalは予想どおりBobby Sueで閉店。
譜面だけ見るとそう難しそうには見えないのになー。
やさしい曲ばかりやるつもりだったのに、終ってみればSが取れない曲ばかりやってた。
正論はやっぱりキックが絡むとうまくたたけない。
オートキックで試してみようかなあ。
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昨日はSATYで1DM。
DMN: Jimmy/A(×)
Herring Roeの1/4くらいのとこで落ち。
3曲で1/3ずつゲージが減って、
Herring開始時にはゲージが5%くらいしか残ってなかった。
Nightmareのキックで予想したより結構けずられたかな。
DM1stのときにEx. RealでCrunchy → Nightmare → WAZAとクリアしてる人を見て、
「すげー」などと思っていたわけですが、
いつの間にか自分もそのレベルは超えました。
人間、訓練すれば何とかなるもんだな。
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有野さんの暗記数学派の話(全10話)が面白かった。
感想文としては出遅れた感がありますが、
同じサーバにいながら気づいてなかったんです。
受験勉強の話だというのが前提になっているのと、
結論がその範囲でまとまっちゃってるのがちょっと残念な気がします。
これを、「方法があらかじめ与えられていない問題にアタックする能力を養う」
ということも守備範囲に入れて考えた場合、
暗記数学の価値はどう変わるのか(あるいは変わらないのか)興味あります。
暗記数学派の用語での「暗記する」は、
私の用語では「身につける」「モノにする」ということに対応する気がします。
身につけるために一番「わかりやすい」方法はくり返すこと、
なんだけど、思い出しやすさで言うと、
なるべく多くの刺激を使うこととなるのはおっしゃる通り。
■ 受験の場合は他にも、「受験のテクニック」みたいなものがありますね。 180分で6問を解け、と言われたとき、どう時間配分するか、とかね。 暗記数学の利点がバッチリ当たって、解法が瞬時にわかったとしても、 「せっかくだからオレはこの問題を解くぜ」といくのか、それとも 「オレはこの問題、絶対に計算ミスをする。その上検算も容易じゃない。 こいつを白紙で出して、その分の時間で3問完答+2問部分点を確保する」 といくのか判断する必要がある。 また、その判断を確信を持ってできるかどうか。 そのベースにあるのは、自分の知識は何なのかはっきり知っていて、 持っている知識を総動員できないといけない(本番で動員できないものは知識とは呼ばないのか、そうか)。 暗記数学派は、そのための方法をも暗記の対象としてしまうかな。 私はそういうのは「能力」だと思っていて、「身につける」ためには 訓練が必要だと思っている。 暗記数学派ってのは、公式だの何だのを身につける時間を最小にして、 知識の使い方を訓練する時間を多く取れるメソッドって気もするんだけど。
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「受験==解ける問題しか出ないことがわかっている環境」では、
自分の知識では解けないからステ、
解けるけど時間がかかりすぎるからステ、
解けるし解く、という判定ができれば勝ち。
では環境が変わって、研究する立場になるとどうか。
「解法がすぐわかる問題は研究に値しない」
「皆目見当がつかないと研究が始められない」
こういう局面では暗記数学は役に立たない、
って答に誘導したがる人もいるでしょうが、
理解数学だって同じように役に立ちません。
研究のひとつのやり方として、
「もしこの問題がちょっと違っててこうだったらこうやって解ける。
解法の方をちょっと変えたらどうか」
ってのがあります(これでいつもうまくいくわけじゃないけど)。
たくさんの解法を持っていて、マップのように見渡すことができると、
この「ちょっと」の部分を見つけやすい。
暗記数学派はそういう力を育てようとしてるんじゃないですかね。
あるいは、結果として育つとか。
でもそれって、暗記じゃなくて訓練なのでは?
→ 「訓練数学派」の確立(大ウソ)
■ 私? 暗記ものは苦手です。でも訓練ものは苦手じゃないかも。 T-Codeなんて訓練ものの極限みたいなとこにあるし。
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ちなみにT-Codeは「キー入力を減らす」入力方法じゃないです。
実際減りませんし。
T-Codeは「キーの数を論理的に増やす」入力方法、かな。
使っている感覚を説明するために最近よく使う言い方は
「あなたは英文をタッチタイプできますよね。
その感覚で日本語を入力しています」というもの。
入力したい文字がどのキーにあるかわからないとき、
英文タイプの場合はキートップに印刷してあるが、
T-Codeでは書ききれないというだけ。
QWERTYやDvorakには「あいうえお順」「Alphabet順」のような「配列の法則」はなくて、
少なくとも見た目上(修得の手がかり上)はランダムに並んでいる。
それはJISカナもT-Codeも同じ(ローマ字やTUT-Codeは法則がある)。
実際には「T-Code」と言った場合、
部首変換と交ぜ書き変換も含んで考えることが多いので、
必ずしもこの言い方が正しいわけではないんですが。
■ 余談ながら、風は「日本字変換システム」ではなく「日本字選択システム」。 選ぶために最後に押すキーが、字に対応して一意に決まるのが風の本質。 多段シフトであるとか仮想キーボード表示なんてのはコンセプトやUIにすぎない。
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実は私もSKK使ってました、T-Codeに手を出すまでは。
1988年ごろ?
当時私はJISカナタイプ派で、ローマ字に強く依存したSKKは少し不便に感じてました。
'90年代に入ってJISカナSKKみたいなのができた(標準distに入った)ように思うのですが、
そのときにはすでにT-Codeで快適な日本語入力生活にひたってました。
あー、PalmではPOBoxも使ってます。
キーボードはKinesisです。
old type/new typeチェックでは変人タイプに分類されました。
T-Code入力の実演はBSD/Linux Dayで見られるかもしれません。
■ なんとなく今日のテーマは訓練だった。 君のとなりにのうみそきんにく、 ぼくもあなたものうみそきんにく、のうみそキタエマショー。
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暗記数学派の暗記対象が「公式だの何だの」より広い点については、
(有野さんのシリーズを読んだ範囲で)理解したつもり。
私が言いたいのは、
「多くのパターンを覚えた結果、 パターンに合わない物への対処法、というのは、なんとなくわかるようになる」ってのは、
もはや「暗記」ではなく「訓練」であろうということです。
「そのなんとなく」が「訓練の結果得た能力」です。
暗記数学派は自分達では「暗記してるんだ」と言い張っているけど、
「なんとなくをパターン化したもの」を記述して、
他の人に伝えることはできない。
つまり、他の人には暗記できないものを自分は暗記してると言い張ってるわけです。
自称暗記数学派のやっていることは、
「受験数学に必要な知識・能力」を
「パターン化し、記述できるもの」と「訓練しないと修得できないもの」に分類し、
前者を暗記、後者を訓練によって修得する、ということです。
一方、自称理解数学派は、
(自称暗記数学派から見れば暗記するための一手法にすぎない)
「理解」とか「導出」を訓練の手法にも使っている。
自称暗記数学派は暗記には暗記に最適な手法、
訓練には訓練に最適な手法を選んでいるので効率が良い。
自称理解数学派は、
ひとつの手法(理解とか導出)を暗記と訓練の両方に使っているので、
受験勉強という時間の限られた環境においては特に効率が悪い。
……っていうことなんではないですかね。
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大学受験というと思い出すのがオイラーの公式だっけ、
「exp(iθ) = cosθ + i sinθ」ってやつ。
高校で教えてくれないんだよね。
これさえあれば三角関数の加法定理とか倍角の公式とか、
みんな見通しが良くなるのに。
こいつを証明するのって、高校数学の知識で可能?
多分、exp xを無限級数で定義して、
exp(iθ)の実部と虚部を取り出すと三角関数と同じとか証明するんだよね。
そんで指数関数の加法定理を、
絶対収束するから加算の順序を変えてもよいとか言って証明して、
三角関数の加法定理は代入しておしまい、っと。
ε-δもかろうじて教えるか教えないかの高校数学だと無理なんだよね、きっと
(ってーか、そもそも指数関数も三角関数も定義域は実数か)。
んで、「証明できない定理は使わないの原則」かなんかで、
大学受験では模範解答にオイラーの公式は出てこない
(ロピタルの定理は登場したりする。教科書になくても証明できるから)。
でも受験生の立場では、
三角関数の加法定理をオイラーの公式で暗記したって全然かまわないわけ。
答案にするとき、「4倍角の公式により」って書きゃあいいだけだから。
さて、理解数学派の人は受験生にオイラーの公式をどう教えるか。
上のような理由で教えないのか。
「大学への数学」のコラムだか記事になってればokなのか。
一方、暗記数学派の人は受験生にオイラーの公式をどう教えるか。
ここに書いたような背景(なぜ教えないのか)は知らせず、
公式だけ書いておくのか。
それとも「大学1年で証明は教わる。今は受験テクとして使い方だけ覚えとけ」って感じ?
■ 余談ながら、 「記述を読めば再現できる」のか、「訓練しないと修得できない」のかの区別は、 特許にできるかできないかの基準(のひとつ)になるので重要。
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スピードキューブ選手権、第2回模擬大会に参加。
39, 37, 41, 32, 28, 34, (pop), (27), 36, 37, 38, 40; avg = 36.2 + 0.5 = 36.7
さらに記録を更新。
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土曜日は休日出勤の帰りにSATYで7DM、1GF。
DM: Balalaika/E(A) → Bobby Sue(×)
DM: Boy Friend/E(S)[1,2,0] → E-Mail(S)[1,0,5] → Brazilian/B(S)[7,3,2] → Fireball/B(S)[1,0,5] → Sketchbook/B(C)
DM: Bobby Sue(B) → 君のとなりに(B) → Herring Roe(A)
DM: Bobby Sue(A) → Sea Anemones(A) → Least100sec/B(A)
DM: 999/E(S) → 夏色/E(S) → 正論(S)[AK] → Fireball(A)[45,AK]
DMN: Pretty G → ありがとね → Depend CD/E → Sunflower(S)
DMB: In Your Eyes/E(S)
Bobby Sue強化をねらうも難しい。
Adv. Herring RoeでAが取れた。
Adv. 正論のオートキックを試してみた。かなり正確にたたけた。
やはり足に気が行って手がメロメロになってしまうっつーことかの。
Adv. Fireballはオートキックにしても成績が変化せず。
あとはだらだらマターリ、と思ったら、結構キツイ曲もあったようだ。
Pretty Gええのう。Zonlu氏の曲をもっと増やせー!
■ しまった、ルービックキューブのサンデーコンテストに参加するの忘れてたよ。
■ おしごとお持ち帰りとかしてみたけど、家でまったく作業せず。ダメじゃのー。
■ ふと気づくと表日記は4/23以来更新してないようだ。 ルービックキューブ関連だけコピーしてもいいかなあ……。
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昼休みにサンデーコンテストにトライ。
37, 31, 36, 31, 34, 40, (46), 41, 34, (27), 33, 41; avg = 35.8 + 0.5 = 36.3
Jessのルールだと、ポップアウト(速く回しすぎてキューブの部品が取れちゃうこと)した場合に、
予備の13番目のキューブを使うことができる。
11番がポップしてしまったので、さっそく13番のお世話になった。
結果は微妙に記録更新。
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昨日は帰りにSATYで3DM。
DM: 天体観測/E(S)[21] → Depend CD/E(S)[32] → Blind(S)[7,0,1] → Fireball(B)[63]
DMN: Technical/A(S)
DMN: Jimmy/A(×)
Blindはスネアを1発打ち忘れてフルコンボ逃した。
Adv. Fireball、ハット2連打地帯の打ち方を変えてみたが失敗。
インターネットランキング決勝のしめ切りは過ぎちゃったけど、
Adv. Technicalに挑戦。Bobby Sue強化の結果が出てクリアできたよ。
調子に乗ってAdv. Jimmyに行ったが、
Herring Roeのハット連打地帯を越えたあたりで落ち。
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職場でも「ワン切り詐欺に注意」のお知らせが回ってきた。
「注意すべき電話番号のリスト」とともに。
そういえば先月変な着信履歴があったなーと思ってケータイを調べたら、
残ってましたよ、ブラックリストに入ってる番号が!
10/18 22:16に着信した記録が。
そのときは「知り合いならかけ直してくるだろー」と
放置プレイしていたのだが、
結果から言うとそれで正解。
当時は「ワン切り詐欺」なんて知らなかったから、結構アブナかった?
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昨日は閉店直前の南行徳で2DM。
DM: Brazilian(C) → Herring Roe(B) → 正論(×)
DM: Happy Man(S) → Tiger, Too(A) → 正論(B)
南行徳に来たのは本っ当ーに久しぶりな気がする。
ハイハットやシンバルのパッドがしっかりしているので難しめの曲。
Herring Roeはキックが今いち不正確でB。
Adv. 正論はやっぱりキックを意識しすぎて×。
昔のRiver Crossin'みたいに、
4ビートで踏むと実はGoodでつながっちゃう、
というのを少し期待したんだけど、ダメだった。
なつかしのAdv. Happy Manに挑戦。なんとSですよ。うれしいなあ!
DM1stや2ndのころは、こいつの裏キックができなかったんだよなあ。
調子に乗ってTiger, Too。Sを取るにはまだ練習が必要そう。
正論は開き直ってキックを8ビートにしてクリア。
手に意識を集中して足を4ビートにできると、
ちゃんとした演奏に近づく気がするが……。